邦画の中の鉄道05

今回は「時代屋の女房」
14日に日テレ系の2時間ドラマでやってましたね。最初に映画化された時のキャストである渡瀬恒彦がそのまま同じ役で出てました。今は亡き夏目雅子がやった時代屋の女房役は大塚寧々へ。
しがない中年男が営む古道具屋に、ある日突然謎の美女がおしかけ女房になってしまうなんちゅう話、おじさんのメルヘン丸出しだなあと、今回のドラマを見てつくづく感じましたねえ~。大塚寧々はやはり夏目雅子と比べられるプレッシャーはあったんでしょうけど、思いのほか良かったんじゃないでしょうか。

そしてなんと舞台となる時代屋のロケ地が、家から歩いてほんの数分のとこにあるにもかかわらず、こんなドラマ撮ってたなんてちーとも知りませんでした。で、鉄道のシーンはといえば必然的に京急北品川駅周辺が何度となく出てまいります。あとは渡瀬と大塚が湯治に行くのがいすみ鉄道~小湊鉄道沿線で、上総中野駅や小湊、いすみ、それぞれのディ-ゼルカーもチラっと映ります!

ちなみに映画版の方も昨年ビデオで見返してたんですが、細かい情感の描写なんかは映画の方が豊かだったかも知れませんね。こちらの舞台は小説に忠実に太井町の三又で、実際にモデルとなった古道具屋を使ってロケしてましたね。なんといっても夏目雅子の小悪魔的でどこか謎を抱え持った役は絶品でした。
鉄道シーンは太井町駅のシーンで京浜東北線の103系が出ております。ちなみにクリーニング屋の女将の役で天空の城ラピュタの味のある女海賊ドーラの声をやった初井言栄さんも出てましたっけ・・・

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邦画の中の鉄道04

うわっ、前回途中までしか書いてない記事をアップしてしまいました・・・情けない。
それとせっかく色々選べるようなので、テンプレートをまた変えてみました。

「四つの恋の物語」「青春のお通り」ともの1965年で吉永小百合主演
両作品ともプックラほっぺの小百合ちゃん主演ですが、今の落ち着いて上品なおばさまとはまったく違うちゃきちゃきした娘役にはピッタリの女優さんだったんですねえ。相手役は決まって浜田光夫なんで、この頃の作品はどれがどれか判らなくなったりするんですが、ホームドラマとしてキッチリできてるから安心して見れます。

鉄道シーンは思ったほどなくて、「四つ~」の方はセドリックやグロリア、米軍払い下げらしきトラックに紛れて都電8000型が一瞬、「青春の~」の方は大阪から始まるんですが阪急の旧型車が出てきます(形式は判らず・・・) また今現在保存で揺れる国立駅舎やその周辺が出てくるんですが、まだどこか田舎の風情を漂わせてて良い雰囲気です。それと開業してすぐの新幹線も出てきます。

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邦画の中の鉄道03

映画といっても原則邦画のみなので、タイトルを変更。

「彼女だけが知っている」 1960年 渡辺文雄 笠智衆 小山明子
正味1時間の作品でいかにもプログラムピクシャーという感じ、内容も連続強姦魔を捜査する刑事・笠智衆の娘、小山が強姦魔の餌食になり、笠の部下で小山の婚約者でもある渡辺とともに苦しむという、ヘビーな展開の話です。犯人追跡の過程はかなり急ぎ過ぎの感がありますが、役者が良いだけに結構見せます。

で、鉄道シーンはほとんど無し、ラスト近くに出てくる桜田門の警視庁周辺のシーンで、チラっと都電の線路が映るくらいかな・・・。

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邦画の中の鉄道02

「海の野郎ども」1957年 石原裕次郎 殿山泰司 西村晃
このタイトルで裕次郎主演だと、日活無国籍アクションを連想しますが、さにあらず。
オープニングのおどろおどろしい音楽はゴジラで有名な伊福部昭、監督脚本は新藤兼人というかなりの異色作でした。物語は東京湾の沖仲使(港湾労務者)の過酷な労働風景が、誰にも感情移入できない客観的な視点で延々と描かれます。
裕ちゃんも途中までは労務者達をコキ使うちょっと嫌な奴って感じですが、途中からスクラップを積んで来た船の中で船長対乗組員の暴動が起き、裕ちゃんは心を入れ替えて暴動を押さえる側から、暴動を扇動する側に変わるあたりから、新藤イズムがジワジワと湧き出てきます。そして最後はイスラムと心を一つにして・・・てな、とてもプログラムピクシャーとは思えない展開になります。

鉄道シーンは東京港が舞台という事で期待していたら、途中に角材を井形に組んだ橋脚の鉄橋が運河を渡っているシーンが出てきたりして。そして最後近く裕次郎が暴動をおかした船員たちと行動を共にしたため、半殺しの目にあうというシビアなシーンで一瞬、な、なんと!ワフを一輌牽いたB6が映ります! 
裕ちゃんがリンチにあってるシーンのバックを通り過ぎるので、あまり何回も見たいとは思えませんが、それでもオオオ!と食い付いてしまいます。撮影場所は芝浦あたりなんでしょうけど、今から想像できないくらい殺伐とした港湾風景が印象に残りました。

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邦画の中の鉄道01

すいません、メモ代わりのカテゴリーを作ってしまいました。
入院してた時につらつらと考えてた事は「あ~、あれもやってないこれもやらないままになってるなあ」という思いでして、それは特に模型や映画などで多かったんですよね。で、とりあえず録り溜めたままで見ていない映画のビデオを、少しづつでも消化していこうと思いまして。
以前、鉄道ピクトリアルに載った鉄道が出てくる有名な映画のリストを元に、ビデオや名画座、フィルムセンターなどで見たりしてましたが、今回はいわゆるB級C級のプログラムピクチャーも含めて、映画の中の鉄道シーンを探しては、ここにメモ代わりに書き留めておこうと思ってるわけです。

何気なく見た日活のしょぼいアクション映画の中で、主人公が河原で悪人達と戦うシーンでナベトロが出てきたり、はたまた青春映画で淡路交通の電車がカラーで出てきたり、あなどれないんですよねー。

第一回は日活1963年の「結婚の条件」という映画です。浅丘ルリ子主演 他に二谷英明、南田洋子。浅丘ルリ子がぷっくらほっぺの若々しいOLの役で、二人の求婚者の間で揺れ動く女心・・・てな感じでしたが、今ならテレビ向きな題材なんでしょうね。
鉄道シーンは浅丘ルリ子の義理の兄が福岡に出張して、そこから東京への帰路に「きりしまで帰る」とセリフがあり、画面では暗くてよく判らないんですが、茶色のEF58が客車を牽引してるシーンがいくつか。それとその兄の愛人の家の近くを、東急の5000系同士が行き違うシーン♪があります。浅丘ルリ子の家は恐らく小田急沿線らしい感じですが、ハッキリ電車の外観は確認できず、でした。

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